傷つきやすい人へ、「禅思考」で図太くなろう【わがままに生きる方法】

傷つきやすい人へ、「禅思考」で図太くなろう【わがままに生きる方法】

仕事も人間関係も、折れない。めげない。気にしない。


禅僧はみな「図太い」
のだと言います。

ただ、図太いというと、他人の心の中にズカズカと踏み込んでくる無神経なイメージがありますよね。しかし、ここでいう図太さとは、違います。


生きていくうえで、心を強く持っていられる。そう言った態度の「源流」になっているのが「真の図太さ」なのだと、禅僧の枡野俊明さんは言います。

・些細なことで、すぐあれこれ思い悩んでしまう
・自分の意志よりも、人のいうことに流されやすい
・何か心を塞ぐことがあると、いつまでもそこから抜け出せない
・いつも周囲にどう見られているか、気になって仕方がない
・傷つくのが怖くて、自分が思ったことをいえない


こんなふうに、ものごとの受け止め方が繊細すぎる、小さなことを気に病む、と言う方は必見の内容となっています。


この記事は、枡野俊明さんの書籍傷つきやすい人のための 図太くなれる禅思考』を感想・まとめたものです。


本書には、図太くなれるヒントがたくさん詰まっています。

「禅即行動」今すぐ実践しましょう。

 

 

 

 

目次

 

  1. 禅は「比べる」ことをもっとも嫌う

  2. 「怖いもの知らず」は、「考えすぎる人」にない勢いがある

  3. 落ち込みの沼から抜け出す「図太い視点」とは

 

 

 

 

 

禅は「比べる」ことをもっとも嫌う


人はさまざまな思いを持って生きています。なかには困ったものもあって、他人と自分とを比較して生まれる劣等感です。


禅は、その「比較する」ということをもっとも嫌うと言います。


他人に比べて自分は劣っているという思いは、心を縮こまらせ、悩みや苦しみにうも繋がってしまいます。

他人と比べたところで、自分は何ひとつ変わらないのです。知って欲しいのはこの一点です。そして、それが劣等感から抜け出す唯一の方法でもあるのです。



「隣の芝生は青い」
わが家の芝生に比べて隣家の芝生は青々としているように見えるものです。

こんな言葉があるように、なぜか、他人のものはよく見えてしまう、というところが人には少なからずあります。


「放下着」

これは、捨ててしまいなさい、という意味の禅語です。「放下」は放り投げる、投げ捨てるという意。「着」はそれを強調する語になります。



まず、「比べる心」を捨てましょう。

他人と比べる心を捨てると、ピリピリと過敏に反応することがなくなり、心がゆったりとしてきて、良いことが起きるようになるかもしれません。

たとえば、外に向ける必要がなくなったぶん、自分の内面に目を向けることができるでしょう。自分を見つめる時間が増えるのです。



他人との比較は良くないが、自分んも内面との比較であれば、もっとするべきだと枡野さんは考えています。



自分を見つめ、以前の自分といまの自分を比較することは、変化や成長を感じ得られるはずです。心にとって大きな喜びになり、飛躍するため原動力にもなりますよ。



他人と比べても意味はない
自分の内にこそ、比べるものがある

 

 

 

「怖いもの知らず」は、「考えすぎる人」にない勢いがある


物事をするにあたって、「熟考」することは、とても大切なことです。それと同じくらい、すぐ動くということも重要です。


実は、禅の考え方にも、「即禅実践」という言葉もあるくらいで、「とにかく、まず、動きなさい」と教えます。考えすぎると動けなくなるからだと言います。


もちろん、相手の立場や状況を考えること、礼を失わないことは必要です。しかし、配慮も過ぎると、そこから一歩進めなくなってしまいます。


その意味では、相手が誰でも、状況が困難でも、すぐに行動できる「怖いもの知らず」は、熟考タイプや慎重者よりも、はるかに勝るといってもいいでしょう。

なんといっても、「考えすぎる人」にはない、「勢い」があります。


勢いは力ですし、邪を払うのです。 少々の壁や障害は打ち破ってしまう。ですから、相手の懐にも飛び込めるのです。




斎藤一人さんの言葉に次のようなものがあります。

「運勢という字は『勢いを運ぶ』と書きます。つまり、運勢は勢いなんです。運勢をよくしたいと思ったら、なんでも勢いよくしましょう」



勢いががないところに、運もめぐってこないし、縁も結ばれない、ということだと思います。



ですから、一度、少し無理をしててでも、自分を駆り立ててでも、怖いもの知らずにすぐに行動してみましょう。



体感したら、誰でも行動力を発揮できる

 

 

 

落ち込みの沼から抜け出す「図太い視点」とは


勇気を出してやってみたが、結果は失敗に終わった、なんて経験はもちろんありますよね。

そこで、重要になるのが、失敗をどう受け止めるか、です。

「失敗して落ち込んで、立ち直れない。」もしくは、「失敗するのが怖くて、挑戦できない」など、このような負のスパイラルから抜け出すのに必要なのが、「図太い視点」です。



Honda創業者の本田宗一郎さんは、素晴らしい言葉を残しています。

「失敗が人間を成長させるとわたしは考えている。失敗のない人なんて本当に気の毒に思う」



失敗してこそ、「学ぶ」ことがあります。その結果、人は成長するのです。失敗のない人は、その学びの機会を得られないのですから、まさしく、「気の毒な人」と言えるでしょう。



失敗を学びと受けとめるためのポイントはたったひとつです。「失敗した過去はやり直すことができない」ということを胸に刻む。ただ、それだけ。過去の時間はどんなにあがいても、努力をしても、取り戻すことはできません。そうであったら、そこから目を離して、心を転じて、「いま」に集中するしかないではありませんか。



いまに集中したら、失敗は違った姿に見えてくるのではないでしょうか?成功への糧、成功に向かう一歩としませんか?


この考えがまさに、「図太い視点」でしょう。


 

図太く「いま」に集中する

 

 

 

 

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