「水の哲学」から学んだ3つの教え『道徳経』【TED】

「水の哲学」から学んだ3つの教え『道徳経』【TED】

生きるために必須である「水」から学べることは何か?


ストレスや不安を感じ、どうすればいいか迷っている人も多いかと思います。自己啓発本を読んで探しているという人もいるでしょう。

レイモンド・タンさんは、古代中国の哲学書『道徳経』に出会いました。『道徳経』は、小さな本で、わずか81ページしかないようです。しかし、その中にある一つの特別な漢詩から人生のヒントを得たようです。それが以下の漢詩です。

「最高の善は 水のようなものだ 水はあらゆる物に利益を与え 争わない 住むときは 地にとどまり 水たる時は 深みに向かって流れ 表現するに 誠実である 対立しても 優しさを保ち 治めるにおいては 支配をしない 行動においては 時機をうかがい 自らの性質に満足する よって 間違うことはない」

 

この「水の哲学」から、学んだ3つの教訓を紹介します。日常生活に応用してみてください。

この記事は、レイモンド・タンさんのTED『「謙虚であれ」およびその他の教訓―「水の哲学」からの教え』の内容を感想・まとめたものになります。

 

 

 

 

目次

 

  1. 「謙虚(humility)」

  2. 「調和(harmony)」

  3. 「寛容(openness)」

 

 

 

 

 

 

「謙虚(humility)」


1つ目の教訓は、「謙虚」についてです。

川を流れる水を考えてみてください。常に低いところを流れていて、植物を栄養となり成長させています。動物や生き物を生かす大切な資源でもあります。

にもかかわらず、自らに注意を引き付ける事もなければ、いかなる報酬も承認も必要としないのです。つまり、水は謙虚です。Giverなんです。もう水があることが当たり前のようになっているかと思います。我々はもっと感謝すべきですよ。

この水の謙虚な貢献がなければ、私たちの知る生命は存在しなかったかもしれません。

水の謙虚さは 大切な事を教えてくれます。自分に全て任せてくれとか 答えは全部 知っているといった 態度を取るのではなく こう言っても 全く構わないのです 「私には分かりません もっと学びたいのです 貴方の助けが必要です」



水は自分のことよりも、他人のことを大切に考えているのです。ここから、レイモンド・タンさんが学んだことは、自分自身の栄光や成功ではなく、他人の栄光や成功を広める方がずっとやりがいのあることだということです。

それ以降、謙虚な物の見方で私は、周囲の人達とより豊かな関係を築く事が出来るようになり、彼らを比類ない神秘的な存在に してしまう物語や体験に純粋に興味を持つようになったようです。そして、何より人生が楽しくなったと言います。


水は低い所へ流れていくので 全ての小川は 結局 海に流れていきます 謙虚さは 水に力を与えています しかし 水は私達に 地に留まり 存在し 周囲の人達の状況に沿って形を変え そこから学ぶ能力を 与えていると思うのです

 



「調和(harmony)」


2つ目に私が学んだ教訓は、「調和」についてです。

今度は岩に向かって流れている水を考えてみてください。ただ岩の周りを流れるだけなのです。戸惑いも怒りもせず、その他感情をかき乱されることだってありません。もちろんこれは水なので当たり前ではあります。

しかし、我々は「調和」しなければいけないとわかっていながらも、周囲と協力せず、反発していますよね。これでは自分を傷つけてしまい、ストレスだって増幅する一方です。水のように、暴力を使わずに、なんらかの方法で下記結策を見出すようにしましょう。

ここから、次のように考えるようなったそうです。

 

この行動は私自身に より良い調和をもたらし 私の周囲に 調和をもたらすだろうか? これは 私の性質と 適合するだろうか?


さらに、自分のあるべき姿より、むしろ単にありのままの自分である事が、より快適だと思うようになったと言います。少し前に「ありのままの〜」なんて流行りましたけど、すごく大事なことですよね。その結果、仕事も容易になったようです。

それは自分がコントロール出来ない物に 目を向けるのを止め 出来る物だけに 焦点を当てるようになったからです 自分自身と争うのを止め 問題を解決するため 周りと協力することを学びました

 



「寛容(openness)」


3つ目の教訓は、「寛容」についてです。

水というものは自在に変化できるのです。温度によって、気体・液体・固体へと形を変えることは可能ですよね。受け入れる容器によっても、姿を変えます。

この変化に適応し 姿を変、 柔軟であり続ける能力のおかげで、水はあらゆる環境の変化を物ともせずに、これほど長く存在し続けているのはないでしょうか。我々人間も見習うべきです。今生きている時代は、変化が激しく新しいものがどんどん生まれています。現状維持はもはや後退です。終身雇用の時代も終わりました。スキルをつけて自分をアップデートしていきましょう。


こだわりをやめ 成り行きを素直に楽しむ事もでき 人生は素晴らしい体験に なり得るのです humility(謙虚)、harmony(調和) openness(寛容)です この3つが 今のところ 私が「水の哲学」から学んだ教訓です



ストレスや、不満、不安があったり、何をすればいいのかわからないときに、こう自問してみてはどうでしょう。

「水ならどうするだろう?」

 

 

 

 

 

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