現代病の大半は、歩かないことが原因。『病気の9割は歩くだけで治る!』

現代病の大半は、歩かないことが原因。『病気の9割は歩くだけで治る!』

もっと健康で積極的に生きていこう


今回紹介する書籍は、長尾 和宏さんの病気の9割は歩くだけで治る! ~歩行が人生を変える29の理由~ 簡単、無料で医者いらず』です。


著者の長尾さんは、実際に町医者として多くの患者を見てきた経験から、「歩くこと」による健康法を広めようとしています。


歩くことがどれだけ健康に良いかということを、医者の立場から科学的に証明しているのが、本書の特徴です。

 

 

 

 

目次

 

  1. 認知症予防は計算しながら歩くこと

  2. うつ病も薬いらず

  3. がんの最大の予防法

  4. ライザップよりもウォーザップ

 

 

 

 

 

認知症予防は計算しながら歩くこと


認知症人口は460万人、予備軍も加えると900万人になると言われています。毎年のようにニュースで流れ「大変です」と大騒ぎしています。


しかし、なんのことはありません。その大半は歩かなくなったのが原因だと本書では言います。


江戸時代の庶民は今の人たちよりも6倍くらい、だいたい1日3万歩歩いていたそうです。ところが現代では、公共交通機関が充実し、車やバイクなどと便利な乗り物が普及しています。


認知症予防効果があるのは、たったの2つだけだと言います。一つは、「シロスタゾール」という脳梗塞発症後の予防に使われる薬があるようですが、小kで言いたいのはもう一つの方です。

では、もう一つのエビデンスが知られている認知症予防の方法は何かといえば、実は歩くことなのです。正確にいうと、計算をしながら歩くこと。


頭を使いながら歩くということがポイントだと言います。これなら誰でもどこでもいつからでもできますよね。とても簡単ですし、やらない手はないのではないでしょうか。


歩くことは、すでに認知症を発症している人も効果があるようです。

歩くことは、
認知症の最大の予防法であり、
最強の治療法。
歩かせない、社会との接点を
遮断する認知症ケアは
完全に間違っている!

 

 

 

うつ病も薬いらず


うつ病も、近年とても患者数が増えている病気です。躁うつなども含めると100万人を超えているとも言われています。身近な人が発症していても何も珍しくありません。


うつは薬で治すもの、そう考えている人も多いと思いますが、なかなか薬から卒業できず、一生薬漬けになってしまっている人もいるのも事実です。

うつの人は、歩けば治ります。 うつ病は、脳内の「セロトニン」や「ノルアドレナリン」というホルモンが不足した状態ですが、歩けばこれらが脳内で増えるからです。だから、一日5分からでいいので、とにかく歩いてほしい。


ただし、いきなり歩くというのは困難なことです。外に出て歩けるようになるまでに一時的に抗うつ剤を使ってみるということを本書ではおすすめしています。


もちろん、薬を使わずに歩いてセロトニンやノルアドレナリンを増やした方がいいいに決まっています。

セロトニンを増やすなら、
薬よりもあることで。
抗うつ剤は、
歩ける状態になるまでの
”つなぎ“。

 

 

 

がんの最大の予防法


2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで亡くなるというのが、今置かれている現状です。「いかにしてがんを予防するのか」この問題が大きなテーマであるかと思います。


予防法はいろいろとあるのですが、一言で表すと、生活習慣病の予防になるのです。これこそがんの最大の予防です。


実は、私たち人間というのは、地球上でもっともがんになりやすい動物なのです。人間はおよそ3割ががんで命を落としてしまうのですが、他の動物はそんなことはありません。人間の先祖と言われるチンパンジーでさえ2%以下、犬や猫はもっと低く1%以下、魚はさらに低く0.1%未満だそうです。


しかし、ペットとして人間に飼われている犬や猫の死因になると、がんが多く、ペット犬の3割ががんで死んでいるという調査結果もあるようです。

動かない動物ほどがんになるということは、はっきりしていて、 常に動き回っている野生の動物はほとんどがんになりません。


そう考えると、がんというのは文明の進化による弊害のひとつかもしれません。


がんは老化現象の一種でもあるので、100%完全に予防することはできませんが、歩くことによってがんのリスクを減らすことができるのは確かです。

がんを予防するには、
まず歩くこと。
がんになってからも、
歩ける限り歩く。
歩くことで免疫力は上がり、
治癒に耐えられる体ができる。

 

 

 

ライザップよりもウォーザップ


「結果にコミットする」でおなじみのライザップ。芸能人を激変させたり、独特なCMで印象深いですよね。


結果は出るようで素晴らしいのですが、ただし何といっても費用が高いのです。


そこで本書でおすすめするのが、“ウォーザップ”こと、ウォーキングです。

歩くとセロトニンが増えると何度も書きましたが、それは、脳内が空っぽであるほどいいのです。モニターとイヤホンでテレビを見聞きしながらだと、どうしても意識が画面の中の世界に引きずられます。そうすると、セロトニンの分泌は減ってしまうのです。


ながらで運動すると効果は半減してしまいます。切り替えて集中した方がいいでしょう。

幸せホルモンのセロトニンのシャワーを浴びようと思ったら、歩いている間は歩くことに集中すること。聴くなら、ヒーリングミュージックなど、BGM程度に音楽を聴くくらいがいいでしょう。そうすると、瞑想状態と同じような境地に入り、セロトニンを出す神経が活性化します。


勉強で考えるとわかりやすいですよね。同時に自律神経の機能も整えましょう。

高いものほど効果が大きい?
それ、ほんま?
健康、幸せはお金ではなく、
自分の心次第。

 

 

 

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