「天は自ら助くる者を助く」名著『自助論』で人生が変わる!?【マンガ】

「天は自ら助くる者を助く」名著『自助論』で人生が変わる!?【マンガ】

マンガ『自助論』で人生が変わる!?現代にも有効な教えとは!?


『自助論』あまり聞きなれないかもしれません。しかし、これは歴史的名著であり、素晴らしい書籍です。もしかしたら直訳、原題の方がわかりやすいかもしれません。「Self Help」です。

今回紹介する書籍は、まんがで人生が変わる! 自助論―――才能を花開かせるための秘訣 「小さなチャンス」を見逃すな!!』です。

マンガで体系的に学べるのでおすすめです。

 

 

 

 

目次

 

  1. 『自助論』とは

  2. 人生に希望をもたらす2つのパワー

  3. ビジネスを制する6つの原則

  4. 『自助論』を極めて実践せよ

 

 

 

 

 

『自助論』とは


『自助論』の著者は、英国スコットランド生まれのサミュエル・スマイルズ(1812〜1904年)です。

あまり有名ではないかもしれません。お恥ずかしながら私も知りませんでした。


しかしこの人こそが、『自助論』の理念を実行して成功を勝ち取った知られざる偉人であります。


なんと、スマイルズは自助論を書く前は、バックパッカーとして旅をしていたのだとか。その旅で出会った偉人を伝記に書くなど、自らの努力で成功を手にした事実を人々にし紹介し、広めていたようです。

そのエピソードを元に出版されたのが、『自助論』です。


つまり『自助論』は、成功者たちの隠れざる秘話をこれでもかというほどに集めて紹介した1冊です。



日本では、思想家の中村正直の翻訳で、『西国立志篇』というタイトルで出版されたようです。当時、福沢諭吉の『学問のすゝめ』と並んで、明治の時代に最も読まれた本のようです。


「天は自ら助くる者を助く」

この言葉から『自助論』は始まります。この言葉には、人間の多くの経験から導き出された心理が詰まっていると、スマイルズは断言しています。


『自助論』の説く「自助」とは、「自分で自分を助けよう」という考え方です。これはまた、「自分の成功や幸福には、自分自身で責任を持たなくてはならない」ということでもあります。


国や企業、他人などの第三者が成功や幸福に導いてくれると思っていては、いつまで経っても幸せを手に入れないでしょう。


つまり、自分の夢は、自分自身の手で叶えるしかないのです。人任せにせず、自分の手で道を開いていきましょう。




人生に希望をもたらす2つのパワー


『自助論』は、努力によって目標を達成する生き方を示してくれる本なのですが、そもそもその努力ができないという人がほとんどだと思います。

肝心な努力を始めるためには、一体何が必要なのでしょうか?
スマイルズは、ある政治家の言葉を挙げて説明しています。

「偉大な人間と取るに足りない人間との違いは、その人が旺盛な活力不屈の決意をもっているかどうかにかかっている。(中略)旺盛な活力と不屈の決意さえあれば、この世に不可能なことはひとつもない」


人が努力を始めるには、行動を起こせるだけの活力(エネルギー)と、どんなことがあってもやり遂げるという決断の力が必要だということがわかります。

これら2つが努力をさせるパワーとなるのです。努力ができない、続かないという人は、この2つが十分でないかもしれません。

真に価値ある目標は、勇猛果敢に取り組まなければ成就できる者ではありません。人間の成長はひとえに、困難と戦おうとする意思の力、すなわち努力にかかっています。そして一見不可能と思えることの多くが、努力によって可能となるのです。



「不可能という言葉は、愚者の辞書に見ゆるのみ」

こう語ったとされるのは、フランスの英雄ナポレオンです。まさに彼は、旺盛なエネルギーと決断力を持った「意思の人」であったでしょう。ナポレオンは行動のタイミングについて、次のように語っています。

「一瞬のチャンスを逃すと、それが不幸な敗北につながる。敵軍は、時間の価値を知らなかった。いつまでもぐずぐず攻撃をためらっていたから、ヤツらはわが軍に打ちのめされてしまったのだ」


ナポレオンのような決断力は、現代においても有効だと思います。とくにビジネスシーンなどでは、迅速で的確な決断力が求められますよね。


何か行動したいのであれば、まずは「吠える犬」になってみましょう。行動したいと思っていながらも、つい尻込みをしてしまう。

そんな人こそ、「吠える犬のほうが、眠っているライオンよりも役に立つ」という『自助論』も言葉を唱えてみましょう。




ビジネスを制する6つの原則


スマイルズは学術・芸術分野の天才たちのほか、実業界の成功者たちについても取材をしています。その結果、彼らに共通する、ビジネスを成功に導くための重要ポイントを6つ発見してくれています。ではみていきましょう。

①勤勉さ
②注意力(観察力・気づき)
③正確さ
④手際のよさ
⑤迅速さ
⑥時間厳守


まずは①の勤勉さ。これは『自助論』全体のテーマでもあり、コツコツと努力する必要性があることがわかります。

地道な努力の中にも、②の注意力を磨く必要もあります。

さらに正確さがないと、相手から信頼を得ることが難しくなります。慣れてくれば、素早いスピードも求められます。

④手際のよさも身に付けたいところです。

③正確さと④手際のよさが両方身につけば、⑤の迅速さというものになっていきます。

『自助論』には、驚異的なスピードで仕事をさっさと終わらせ、あいた時間は自由に遊ぶという、理想的な生活を送っていた大臣の言葉が出てきます。彼の迅速な事務処理の秘訣は、「今日なすべきことは明日の延ばすな」だったそうです。


仕事は後回しにすればするほど、余計に時間がかかってしまうものです。

スマイルズは「時は金以上なり」と述べています。これは僕も同感です。

時間というのは、有限です。時間の価値を正しく理解していれば、⑥時間厳守の鉄則も自ずと守られすはずです。時間を大切にしましょう。大げさかもしれませんが、1分1秒も無駄にはできませんよ。




『自助論』を極めて実践せよ


イギリスで『自助論』が出版されてから、すでに150年以上が経っています。しかしながら、現代の私たちにも大いに活用できるのです。

最近よく、PDCAサイクルというのを耳にするかと思います。『自助論』の考え方にも当てはまるようです。

PLAN=意思の力
DO=努力の積み重ね、実務能力
CHECK=ささいな変化に気づく注意力
ACT=不屈の精神、さらなる努力


『自助論』な最終的な目標は、人間としての幸せを手に入れることだと言います。それも、単にお金を得ることではなく、品位をもった、他人から尊敬される人間性を構築することのようです。

人間としての品位を身につけられれば、他人からの評価に一喜一憂することも少なくなります。その結果、人間関係に悩むことも減ってくるのです。


もしあなたが今、劣等感や無力感に悩まされているのであれば、『自助論』こそおすすめです。もちろん読むだけでなく、実践しなくては意味がありません。特に勘違いして欲しくないのは以下の点です。

『自助論』は、才能に恵まれたほんの一握りの人のためにあるものではありません。劣等感や無力感に悩む多くの「普通の人々」のために、夢と希望を与え、そして苦しみから抜け出す具体的な方法を与えてくれる本なのです。

 

 

 

 

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