「そもそも」「なぜ?」暮らしのなかの疑問・不思議を解説する科学の話!

「そもそも」「なぜ?」暮らしのなかの疑問・不思議を解説する科学の話!

素朴な疑問に答える3つの「そもそも」なんで?


普段何気なく生活している日常にも、目を凝らしてみると、「なぜ?」というものにあふれています。

あらゆることに疑問を持ち、「そもそもどうしてなのか?」と考えることは、重要です。視野が広くなり、新しいアイデアが生まれるかもしれません。

今回紹介する書籍は、大宮信光さん監修の眠れなくなるほど面白い<図解>化学の話』です。

たくさんの疑問に答えてくれていますが、ここでは厳選して3つ紹介させていただきます。

 

 

 

 

目次

 

  1. なぜサウナは火傷しないのか?

  2. なぜ米は炊いて食べるのか?

  3. なぜお酒を食べた後は、ラーメンが食べたくなるのか?

 

 

 

 

 

 

なぜサウナは火傷しないのか?


サウナの中の温度を知っていますか?通常90〜110度程度と言われています。もし、同じくらいの熱湯を浴びてしまえば、必ず火傷してしまいます。では、どうしてサウナでは、火傷しないのでしょうか?

サウナで火傷しない理由は、大きく分けて3つあると言います。

1つめの理由は、「汗」です。
サウナに入ると、大量の汗をかきますよね。汗を掻くことで体の水分は抜け、体重が減る効果もあります。しかし一時的です。この汗が皮膚に薄い水の膜を作り、熱を吸収し、サウナの高温から皮膚を守ってくれているのだとか。

2つめの理由は、サウナの「湿度」です。
サウナの特徴としては、湿度が低く乾いています。そのため100度前後という温度のわりには、熱さを感じにくいのです。

3つめの理由は、「空気の層」です。
あまり聞きなれないでしょうが、皮膚の上を厚さ数ミリで覆っている空気層の温度は、実はあまり動くことがないようです。そもそも空気は熱を伝えにくいので、その層が皮膚を熱い空気から守ってくれているのだとか。

ただし、サウナの中で激しく運動したり、動き回ると、空気層が乱れてしまうので、皮膚を守れなくなってしまうので注意してください。

 

 

なぜ米は炊いて食べるのか?


日本人であれば、ご飯を炊いて食べるのはもはや当たり前ですよね。でもよく考えてみれば、米は炊く以外に調理法はないのでしょうか?

そもそも米の主成分はデンプンです。デンプンは水に溶けず、消化されにくいため、米は生では食べれません。水と熱を加えて糊化させると、人は消化・吸収することができます。

ここまで聞くと、「煮てもできるじゃないか?」と思うかもしれません。しかしそれでは美味しく食べることができないようです。

炊き上がったときに水が残っていてはいけません。そこで加熱の後に、蒸らす過程が必要になります。

だから米は「炊く」という調理法がもっとも良いのです。


同じ米でも、もち米は炊く調理法では食べられる状態にはならない。そのため、「蒸す」という調理法が必要になる。

 

 

 

なぜお酒を食べた後は、ラーメンが食べたくなるのか?


お酒を飲んだことがある人には、一度は経験があるのではないでしょうか?お酒を飲んだ後に、締めとしてラーメンを食べることはよくあります。あまり考えたことがなかったですが、一体どうしてお酒を飲んだ後は、ラーメンが食べたくなるのでしょうか?

まずお酒を飲むと、エタノールが体内にとり込まれ、神経細胞にも入り込みます。すると、神経の命令が伝わりにくく、脳の活動が鈍ります。

脳は神経機能を回復させようとナトリウムイオン(Na+)を要求します。これをもっとも多く含むのが、食塩です。脳が「塩分をとれ」という命令を出します。

また、お酒を飲むと脳が活動するためのエネルギー源となるグルコースが減少ぎみとなり、「グルコースをとれ」という命令も出します。グルコースとは炭水化物の成分です。さらに、お酒を飲むと脱水症状にもなるので、水分が必要になります。

つまり、「塩分+炭水化物=ラーメン」となるわけです。

丼物やお菓子を食べたくなることも。お菓子にも塩分と糖分が含まれる。

 

 

 

 

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