プロの編集者が語る発信するべき5つのテーマとは!?
起業しようとしている人や、広報に務める人は必見の内容となっています。
WORDS代表で、編集・ライティングのプロでもある竹村俊助さんのNote「経営者(広報)はこんな発信をするといい」を感想・まとめた内容となっています。
経営者、または広報がするべきテーマが5つ紹介してくれています。
目次
①会社をつくろうと思ったきっかけ
会社が始まったころには、かならずストーリーがあると竹村さんは言います。私たちはそんなストーリーに惹かれ、支持します。ですから会社を作るのであれば、ぜひストーリーを語って欲しいのです。
Appleならジョブスが一度追放された話は有名ですし、Facebookも大学のサービスから始まったことはみんな知っていますよね。
自分達にしか語れないストーリーを作ってみてはいかがでしょうか。
②会社をつくってからいちばん苦労したこと
ストーリーでついつい語ってしまうのが、成功話なんだとか。聞くと、もちろんすごいと思うのですが、あまり魅力を感じないのも事実です。
それよりも苦労話、失敗談を語ると良いでしょう。
苦労話、失敗話は多くの人も「自分ごと化」できるので、共感を得やすいのです。
共感を得れば、ファンにつながり、会社自体も成長できるのではないでしょうか。
③軌道に乗ったブレイクスルーなできごと
失敗ばかりの会社では意味がありません。「ここにお願いしよう」とはなりませんよね。
よって、会社がうまくいくようになったターニングポイント、ブレイクスルーしたできごとを書きましょう。
かならず、どこかうまくいかなくて、壁に当たったり、挫折しているはずです。重要なのは、その問題をどうやって乗り越えたかです。
下がって上がるというピンチからの復活劇は、人々の心を動かす力があるでしょう。
④商品やサービスの誕生秘話
ここまでは会社の話でしたが、ここの商品やサービスについても同じことが言えるはずです。ロジカルに商品の良いところやメリットを伝えるだけでなく、聞き手の感情を揺さぶるようなストーリーを語ってみましょう。
情景や場面が浮かぶようなストーリー。再現YTRにできそうなのも良いかもしれません。
「カンブリア宮殿」などで再現VTRがつくれそうなストーリーを語りましょう。
⑤これからこういう世界を実現させたい
これまでの①〜④が伝わってくると、会社自体に興味をもってくれる人が増えているはずです。次にすることは、「これからこういう世界を実現させたい」という理想や願望を掲げることのようです。
それは会社の理念だったり、ビジョンかもしれません。ワクワクと感動を与えられるとさらにいいですね。
理想を語る上での注意点は、難しい言葉を使って固くならないことです。誰にでも伝わるような柔らかい表現が良いそうです。
まとめ
①〜⑤を通してポイントとなるのは、「右脳、体温、感情」なんだとか。
右脳、つまり感性やビジュアル脳に訴えかける。切ったら血が出るような「体温」のある書き方を心がける。理論、論理ではなく、感情が動くような書き方をする。
ロジカルだけではダメだということがここでも理解できますね。スマホやPCなど、スクリーン画面の向こう側は、「ベッドの上でだらっと過ごしている生身の人間」だと表現しています。
このSNS時代は会社が出した堅い文章よりも、社長であったり、社員が出すリアルな話が聞きたいものです。客観的な話もいいですが、相手も心を動かそうと思うのであれば、主観的な話の方が効果的でしょう。