「メタ思考トレーニング 」発想力が飛躍的にアップさせる2つの考え方とセルフチェック

「メタ思考トレーニング 」発想力が飛躍的にアップさせる2つの考え方とセルフチェック

幽体離脱して上から見る!?メタ思考を鍛える方法を紹介


「メタ思考」という言葉は、最近耳にする機会が増えてきたかと思います。1つ上の視点から客観的に見てみるということです。

自分自身を客観視して、上から幽体離脱したかのようにみることを「メタ認知」とも言います。これを視野を広げるために必須の姿勢かもしれません。

このように一つ上のレベルから考える、メタ思考をするのには3つの意味があると、ビジネスコンサルタントの細谷 功さんは言います。

一つ目は、私たちが成長するための「気づき」を得られることです。
(中略)
続いて二つ目は、「思い込みや思考の癖から脱する」ことにあります。
(中略)
そして最後の三つ目は、上記二つで得られた気づきや発想の広がりを基にした創造的な発想ができる、ということです。



今回紹介する紹介する書籍は、細谷 功さんのメタ思考トレーニング 発想力が飛躍的にアップする34問 PHPビジネス新書』です。



思考停止に陥る前に、一歩立ち止まって「一つ上から見る」ことで、新しい発想や、成長の機会を増えしていきましょう。

 

 

 

 

目次

 

  1. セルフチェック

  2. Why型思考

  3. アナロジー思考

 

 

 

 

 

セルフチェック

 

メタ思考とは、自らの視点を一つ上げて、自らが思考に関してある壁に閉じ込められた「とらわれの身」になっていることに気づくことです。


そのために、まず自らの思考の偏りや視点の低さをチェックし、もう一つ高い視点(メタの視点)で見るようにしましょう。



そこでするべきことが、セルフチェックです。

人はみな、無意識のうちに自己中心的なバイアスをかけてしまっているようです。本書では、バイアスのことを、「心の色眼鏡」とも言っています。


・「自分だけが損をしている」「あの人だけが得をしている」
・他人の失敗は「実力がないから当然」、自分の失敗は「運が悪かった」


こんな風に思っていませんか?

おそらく、自分が他人見ている視点と、自分自身を見ている視点とでは、大きく異なってしまっていうるのでしょう。


メタの視点に上がるとは、自分の特殊性を排除して、自らを客観視するところから始まります。



さらに、多かれ少なかれほとんどの人が、「言っていること」と「やっていること」が異なります。

なぜなら、主に「言っていること」というのは「自分が見ている世界」であって、「やっていること」は「他人から見えている世界」になるからです。


このように、人間が自己矛盾の塊です。まずはこのことに気づくことから始めましょう。

 

 

 

Why型思考


1つめに紹介するメタ思考トレーニングは、Why「なぜ?」という言葉を取り上げます。

この言葉は、「考えることを考える」というメタ思考の「基本中の基本」とも言えます。

問題解決におけるメタ思考とは、いきなり問題を解き始めるのではなく、まず「問題そのものについて」考えることを意味するのです。


「そもそも」という言葉を使えば、できるだけ高く大きい視点で、抽象的に考えることができますよね。これがまさにメタ思考であり、目的を重視したWhy型思考になります。

メタの視点を持たないと、「問題の外側」があることや、「他にもやるべき問題がある」ことに全く気付かず、重要な問題を逃してしまう可能性だってあります。


5W1Hでいうと、Whyがもっとも上にあるメタ思考で、その下にあるのがWhatです。3段階目には、その他のWhen、Who、Where、Howが横一線に並んでいます。

Why以外の疑問詞というのは基本的にはすべて「具体化」のための疑問詞です。これらは「与えられた問題をどのように解くか」のヒントは教えてくれますが、「そもそも問題は違うところにある」ことを教えてくれる可能性があるのはWhyという言葉だけなのです。



Why「なぜ?」という言葉は便利な言葉だと著者は言います。

過去に向けて「なぜ?」と問うことで結果に対する原因という「因果関係」を探ることができる一方で、未来に対して問いかければ手段に対する目的という「手段─目的関係」を問うことができます。


このように、過去と現在、そして未来までをつなぐ時間を超える手段なのです。

「なぜ?」は一度問うたびにメタレベルが上がっていきます。「なぜ」「そもそも」を使って、メタ思考を向上させましょう。

 

 

 

アナロジー思考


Why思考に続いて、メタ思考のもう一つの軸のが、アナロジーの考え方です。

一言で表現すれば、アナロジーとは類推、つまり「類似のものから推論する」ことです。


いわゆる「パクリ」と混同してしまうかもしれませんが、両者ははっきりと異なります。

もっとも端的な違いが、類似点の抽象度の違いです。パクリとは、具体的なもので、形に表れます。

アナロジー思考の基本は、抽象化です。

抽象化とは、複数の具体的な事象に高次の共通性を見つけて一般化することです。


つまり、アナロジーとは、一度抽象化してから再度具体化するし、「抽象度の高い真似」をすることなんです。


アイデアの豊富さというのは、いかに新しいアイデアを異なる世界から借りてくるかに依存しています。


なるべく目を遠くに向けることで、広く類似性を探してみましょう。そうすれば、アイデアは無限に出てくるでしょう。

 

 

 

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