マクロミル本部長が書き下ろした書籍『マーケティングリサーチとデータ分析の基本』

マクロミル本部長が書き下ろした書籍『マーケティングリサーチとデータ分析の基本』

身近なデータを、シンプルに活用する技術


データとの向き合い方や、データ分析の基本、データを活用したビジネスの第一歩として踏み出すきっかけになるような書籍を紹介します。

それが、マクロミル本部長中野さんの書籍マーケティングリサーチとデータ分析の基本』です。

数値化するのに、文系も理系も関係ありません。著者の中野さんも数字は苦手で、文系人間なんだとか。


マーケティングの役割を広義に捉えれば「売れる仕組み作り」であり、研究開発、商品開発、生産・品質管理、広告宣伝、販売促進、営業などのプロセスすべてが連携し、効果が最大化するよう統合する活動、つまり経営そのものだと言えます。 



さらに、「リサーチャーやデータ分析はポイントを押さえれば誰でもできる」と中野さんは言います。

では、そのポイントを見ていきましょう。

 

 

 

 

目次

 

  1. データ活用に必要な4つのスキル

  2. リサーチの定義

  3. リサーチ成功のステップ

 

 

 

 

 

データ活用に必要な4つのスキル

 

リサーチやデータ分析を成功させるには、大きく以下4つのスキルが必要です。
 ①情報収集力 ②情報分析力 ③情報解釈力 ④情報活用力


「データ・情報=数字」ではありません。数字は扱いやすく大きな説明力を持っていますが、テキスト・画像・動画・音声なども立派なデータです。


マーケティングの定義は狭義では「販売しなくても売れる仕組み作り」や「需要創造と事業創造」ですが、ドラッカーのマーケティングの定義を広義に解釈すると「マーケティングは顧客起点で推進するビジネス活動全体」です。


営業にとってのクライアント、人事にとっての従業員など、すべての業務には必ず顧客が存在します。著者の中野さんは、「マーケティングは企業内のすべてのビジネス促進、つまり経営そのものである」と解釈しています。

 

 

 

リサーチの定義

 

リサーチの定義は「ビジネス課題を明確にし、課題解決のアクションや意志決定のために必要な情報収集や分析」


あらゆる商品・サービスには、ターゲットとする市場や顧客など、満たすべきニーズが存在します。情報を収集したり、ニーズや声に耳を傾けたりすることで、既存のサービスの改善や、新しい価値・商品の想像のヒントにつながっていくはずです。

もちろん、リサーチをしたからといって、革命的なサービスや新商品が生まれるわけではありません。そんな簡単なものではありませんよね。

あくまで判断材料の一つに過ぎないかもしれませんが、効果的なアプローチをすることで、ビジネスの成功確率を高めることができるでしょう。

 

 

 

リサーチ成功のステップ


リサーチを成功させるには、以下の7つのステップを踏む必要があります。

リサーチ成功の7ステップ
STEP1  順番の決定
STEP2  目的の設定
STEP3  調査企画の設計
STEP4  データ収集
STEP5  分析・解釈
STEP6  アウトプット作成
STEP7  アクション


データ収集の前段階から分析結果をアクションにつなげることまでを含めたプロセスが、リサーチということです。



リサーチは課題解決のインパクトが大きいものから着手する、ということが鉄則です。


リサーチは、順番を間違えてはいけません。先に指示があったものから着手してしまいがちですが、リサーチ結果がもたらすビジネスインパクトが大きいテーマから着手することが重要です。


次に目的を決めることを忘れてはいけません。

他には、3C分析やSWOT分析、STP分析、また4P、4Cなど、フレームワークも十分に活用しましょう。

 

 

 

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