苦しみを楽しみに変える方法『夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え』

苦しみを楽しみに変える方法『夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え』

とくに女性に読んでほしい1冊『夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え』


今回紹介するのは、大人気ベストセラー作品「夢をかなえるゾウ」シリーズ続編、水野敬也『夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え』です。


今回の主人公はなんとOLの女性。夢をかなえることができるのか?また恋愛要素もあって彼氏ができるのか?といったように女性目線でうまく描かれている作品です。


これまでとは一味違うブラック仕様なガネーシャが出す課題とはいったい?笑って、泣いて、タメになる、究極の自己改革エンタテインメント小説です。

 

 

 

 

目次

 

  1. あらすじと概要

  2. 本当に必要なものか?

  3. 商売の基本

  4. 苦しみを楽しみにかえる方法

 

 

 

 

 

あらすじと概要


今回は「夢をかなえるゾウ」シリーズ初の女性主人公。どこにでもいる平凡なOLの主人公で、彼氏も5年いない。占いやパワーストーンにはまって努力はほとんどしていない。


ある日、占い師にブラックガネーシャ像を高額で買わされてしまう。そこからお馴染みのガネーシャが現れます。主人公が怒らせてしまったこともあり、今までとは違ってより厳しいブラックガネーシャになります。


ガネーシャからの課題をこなしてく過程で、主人公が成長していくストーリーです。


これまでと大きく異なるのは、やはり女性が主人公ということでしょう。そのおかげもあって、女性からの支持が高いように思います。


さらに、前作でも登場した釈迦や貧乏神といったおなじみのキャラクターに加え、ガネーシャに恨みを持つライバルも登場します。


今回のテーマは「商売」。商売の秘訣から夢をかなえる課題まで多くのことがこの1冊で学べます。

 

 

 

本当に必要なものか?


主人公はガネーシャに強引に契約を交わされてしまいました。相変わらず自由でやりたい放題の神様ガネーシャですが、大事なことを言いました。

「夢をかなえたいのなら、それ相応の『痛み』が’必要である」



それでは一つ目の課題を紹介します。

「今から三分やるわ。それまでにこの部屋で『必要な物」言えや。言わんかったもんは破壊するで」


いきなりの破壊発言。もちろん主人公は意味がわからずパニックに。なんとか時間内にできる限りの必要なものを口にできた。


とは言え、言い忘れていたものも当然あって、ガネーシャはそれらに対して容赦なく破壊していった。


これが俗にいう「ガネーシャ断捨離」らしい。たくさん集めていたパワーストーンまで破壊された主人公は泣きながら崩れ落ちてしまった。


住んでいる部屋を見れば、その人の心の状態がわかるとよく言われますよね。また、貧乏人ほど物が多く汚いとも言われます。ミニマリストを目指せというわけではないでしょうが、いらないものを減らすことで心も落ち着きすっきりするのです。


この部屋には、自分が『ちょっと欲しい物』ばっか置いているからや。使わへんオーブンかて、着いへん服かてそうやろ?ちょっと欲しいと思たから飛びついて買うてもうた。そんで一回体に入れてしまうと、今度はもったいなくて捨てられへんようになる。そうやって自分の周りには『ちょっと欲しい物』があふれることになるんや」



どきっとした人もいるんじゃないでしょうか。さらに続いたガネーシャの言葉もぜひ聞いてほしい。


「自分がなんとなく見てるテレビ番組、なんとなくやってるゲーム、ほんまに欲しいもんなんか? 自分の収納やパソコンの中には、ほんまに欲しいもんだけが入ってんのか? もし、そうやないんやとしたら、自分が本当に欲しいと思てるもんは一生手に入れられへんで。部屋の大きさが限られてるみたいに──自分が持てるもんも、生きてる時間も、全部限られてるんやからな



自分の持ち物で本当に必要なものだけ残し、必要のないものは捨てましょう。

 

 

 

商売の基本


先ほど言ったように、今作のテーマは「商売」です。偽物のガネーシャが現れ対決することになった主人公たち。


そこで、主人公はガネーシャに教えを聞きにいった。


「モノを売る上で一番基本的なこと——いや、これはモノを売るだけやのうて、商売のいちばんの基本かもしれへんな。それは何かわかるか?」



みなさんもこのガネーシャの質問に一度考えてみてほしい。


「商売の一番の基本はな──まず自分が『一番良いお客さん』になることやねん」



もし、自分が欲しくない商品をお客さんに勧めるというのはウソをついているということになります。そういった嘘は伝わってしまうかもしれないし、また本気で売ることはできないでしょう。


ただし、営業や販売をしていると、時には売りたくもない商品を売ることがあるでしょう。これについてもガネーシャは言っています。


「もちろん自分が好きやない商品を扱うこともあるやろ。せやけど、そういう商品もくわしく見てったら、好きになれる部分が見えてくるもんやで」



どんな商品にもどこかしらいいところがあるはずです。それを見つける努力をするとしないで大違いです。


もし、そこまでして、それでもいいところが見つからなかったら、売ってはいけません。


ここでのガネーシャの課題は、自分の仕事でお客さんとして感動できるところを見つける、というものです。

 

 

 

苦しみを楽しみにかえる方法


ひょんなことから、釈迦と断食勝負することになった主人公。内容は3日間水以外何も食べても飲んでもいけないというものです。

加えて、負けると「将来の希望を奪われる」という契約を結ばなければいけないという条件付き。これでは絶対に負けられないですよね。


1日目はなんとか水だけで我慢できた主人公も、二日目になると極度の空腹感で胃痛へと変化してきたのです。


「大事なんは、自分にとっての『苦しみ』を、できるかぎり『楽しみ』に変えていくことやねん」



最初にも言ったように、夢をかなえるにはそれ相応の痛みを伴うものなのです。前回のシリーズでも、お金がなくても貧乏でも楽しみを見出すことで幸せを感じられるという話がありました。まさしく同じような考え方ではないでしょうか。


「苦しみを楽しみに変えるにはな、苦しみを乗り越えたとき手に入れられる『楽しみ』を考え尽くさなあかん。そんで、苦しみを超える量の楽しみを見出したとき、苦しみは楽しみに変わんねんで」



紙とペンを用意し、成功した先に何が得られるかを書いていきましょう。コツはできるかぎり詳しく書くこと。ストーリー仕立てを意識するといいでしょう。


これこそがガネーシャが教えてくれた『苦しみを楽しみに変える方法』なのです。


『苦しみを楽しみに変える方法』

 1.目の前の苦しみを乗り越えたら手に入るものを、できるだけ多く紙に書き出す  
 2.欲しいものが手に入っていく「ストーリー」を考えて、空想をふくらませていく  
 3.手に入れたいものを「目に見える形」にして、いつでも見れる場所に置いておく  
 4.これらのやり方を、さらに自分流にアレンジ

 

 

 

 

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