7万件の臨床経験を持つ大人気カウンセラーが、「人生を思いのままに変える」最強のメソッドを伝授!
どうせ誰も自分のことなんかわかってくれない…
人のことばかり気になって自分に疲れる…
何をやってもうまくいかず情けない…
なんだかすべてが面倒くさい…
そんな生きづらさを感じていませんか?
どうにもならないと、自分を諦めている人も多いかもしれません。
このように勝手に自分の限界を決めてしまったり、「自分は価値のない人間」だと思い込んでしまうのは、あなたの心にひそむ「リミッター」のせいだといいます。
今回は、そんな悩みを解決する本書『リミットレス! あなたを縛るリミッターを外す簡単なワーク』を紹介します。
目次
私たちを苦しめる「リミッター」
の正体
私たちの心にも「安全装置」と呼ばれるような「リミッター」が存在しているといいます。
そんなリミッターを解除すると、「もっと自由に生きられて、これまで自分が考えたことがないような能力を発揮できるのかもしれない」というのです。
そう考えると、ワクワクしませんか?
何か自分の行動を制限していることがないか考えてみてください。
もともと自分の欠点(だと思い込んでいたもの)を隠すためにかけていたリミッターが、かえって自分の首を絞めていた というのは興味深い現象です。
ますますこの「リミッター」について知りたくなってきましたね。
あなたの中にいる「心」という親友
少しスピリチュアルで怪しく聞こえてしまうかもしれませんが、「心」に語りかけるという方法があります。
「催眠療法」というちゃんとした方法みたいですよ。
実際に著者の大嶋信頼さんが体験された催眠療法は、時を超えて自分自身とつながり、優しい言葉を引き出してくれるのだとか。
これにはコツがあって、「心よ」と呼びかけるだけで催眠と同じ状態へ導くことができるみたいです。
「心よ」と質問の先頭につけることで、催眠の導入をしていないのに、催眠状態の時と同じように心の声を聞くことができました。そしてこの心との対話が、あなたを縛りつけているリミッターを解除してくれるのです。
いきなりは難しいかもしれません。でもすぐに諦めてしまわずに、心との会話を試してみてください。あなたを助けてくれるはずです。
「心の声」は頭で考えていることとは違う
催眠療法を使って過去や未来の自分につながり、その自分が助けてくれるという体験をすると、「自分以外の人との脳のつながり」というものを感じるようになるといいます。
普段考えていることも、他の誰かの考えが無意識に動いているかもしれません。よく今までの決断を振り返ってみてください。それらはあなたが下した決断でしたか?誰かの価値観の上で生きてきたという方も多いでしょう。
特に両親から何かしたの影響を受けて、本来の姿を見失っている可能性があるそうです。子どもにとって、親は絶対的な存在です。今一度両親との関係を考え直す必要があるかもしれません。
思考とは「 外部から入れられているもの」なのです。自分の頭から湧き出てきたことのように思えますが、両親をはじめとする誰かに影響されて出てきます。つまり「 あなたの思考は、あなたのものではない」
誰かの思考であっても、それで幸せならいいのですが、たいていの場合は、罪悪感を抱いたり、心配と不安に押しつぶされるなど、自由になることを恐れてしまうそうです。
これこそが、私たちの自由を奪う心の「リミッター」の正体だといいます。
「心と」と問いかけると、未来の自分や過去の自分とつながって、優しい声で助けてくれるみたいです。
なぜ優しいかというと、 心の声は私たち自身だから です。正しいとか間違っているといった、「世間」を基準にした答えではなく、本当の自分のことを知っているから、心がベストな答えを教えてくれるのは当たり前なのです。
心という「親友」のような存在は、全員にあるのだそう。自分にはいないよという人も、まだその存在に気づいてないだけです。
何か困ったり、迷った時には、心の親友に助けを求めてはいかがでしょう。正しい道へと導いてくれるでしょう。自分の心に親友を飼うことで、生きやすくなることもあるかもしれません。