本田 直之『レバレッジ・マネジメント』に学ぶ、経営者の思考とは!?

本田 直之『レバレッジ・マネジメント』に学ぶ、経営者の思考とは!?

レバレッジを効かせた経営者の思考とは!?


今回紹介する書籍は、レバレッジ・シリーズでおなじみの本田 直之さんの書籍『レバレッジ・マネジメント』です。

多くの経営者が、「時間がない」「儲からない」「先が見えない」という状況で、ひたすらに走り続けていることでしょう。このままでは、負のスパイラルから抜け出せません。

会社がうまくいくかどうかは、経営者の思考によるものなんだとか。「考える」ということの重要性を説いたもので、何よりも本書は「考えるツール」にふさわしいものです。

会社を発展させていくためのノウハウを学んでいきましょう。

 

 

 

 

目次

 

  1. 考える時間の余裕はあるか?

  2. 内部要因思考を持っているか?

  3. メンタル・フィジカル両面のトレーニングはできているか?

 

 

 

 

 

考える時間の余裕はあるか?


この問いかけにイエスと答えられる人は、経営がうまくいっている企業のトップなんだとか。

逆に、「日々の業務が忙しくて、考える時間の余裕なんてない」と述べる経営者はたいてい苦戦していると言います。

本田さんが言いたいのは、「考えないから時間の余裕がない」ということです。

もちろん、ベンチャー企業を立ち上げた当初は、トップが率先して懸命に働く必要があります。しかし、皮肉にも「永遠によく働く経営者」は、必ず会社をダメにしてしまうのです。

追われる経営をしていては、自分でコントロールできません。次の事業や今後の展開を考える時間もゆとりもないでしょう。

「とにかく忙しいんです」とトップが堂々というのは、「私は経営者として無能です」と公言しているのと同じである。


本を読むのも、人と会うのも勉強になります。必要な投資であり、「時間」をうまく活用するというリターンも生まれることでしょう。

もっとも大切な事は、「仕事の切り分け」だと言います。

日本マクドナルドを創業した藤田田さんの言葉にこんなものがあります。

「トップたるものの知識と経験は『決断』するためにあるのだといっても過言ではないのである」


また、社員に仕事を任せたり、外部に頼むべきか判断するのも、経営者の役目と言えるでしょう。

仕事の大部分は社員に任せられるものだが、「考え、意思決定する仕事」と「次のリターンを生む種作り」だけは、経営者以外にはできない仕事である。

 

 

 

内部要因思考を持っているか?


マインドセットという言葉をご存知ですか?

マインドセットというのは、刷り込まれた思い込みのようなもののことを言います。これがあると、障壁となってしまうので、取り除く必要があります。

うまくいっていない経営者に多いのが、「思考停止」マインドセットです。言い訳を作って、「できない理由」を作ってしまうのです。

「どうやったらできるのか?」
 常に、このように具体的に考える癖をつけるのだ。たったこれだけのことで、会社は変わる。
「どうやったらできるのか?」というマインドセットは、「内部要因思考」というものである。物事がうまくいかなかった要因は自分の内部にあり、改善可能だと捉える考え方だ。


反対に、できない理由を並べ立てるのは「外部的要因」ということになります。

外部的思考から、内部的思考に変えるのは、難しいことにように思うかもしれませんが、意外にたやすいと、本田さんは言います。

・今の状況を鑑みて、いったい、何をどう変えればできるようになるのか? ・ 一〇〇%は難しくても、できる範囲で改善できる点はないのか?  
・今は無理でも、何年先ならできるのか?


このような問いかけを、常に自分に投げかけてみましょう。

 

 

 

メンタル・フィジカル両面のトレーニングはできているか?


身体というのは、一番の資本であります。心と体はつながっているので、両者を鍛える必要があると言えるでしょう。

会社にとって、経営者のメンタルとフィジカルの頑強さは、地球にとっての水と太陽くらいに大切な「命綱」となる。


会社が危機的状況になることがありでしょう。そのときに矢面に立つのが経営者です。メンタルを鍛えておかないと、乗り越えられず潰れてしまいかねません。

メンタルを強くするポイントは三つある。
 一つは、「ピンチはチャンスだ」という思考癖をつけること。
 二つ目は、「身の回りには、自分が解決できないような問題は起こらない」と考えること。
  (中略)
 三つ目は、「すべてトレーニング次第であり、メンタルタフネスもあげられれるものだ」と知っておくこと。


メンタルトレーニングも筋トレと同じで、負荷がかからないゆるい運動を続けていては、強くなれません。

ポジティブに捉えれば、何か問題にぶち当たったときに、メンタルを向上させるトレーニングだ、と思うことができるでしょう。

「危は機なり」


藤本義一さんが、『よみがえる商人道』で書かれた言葉です。


もう一つのフィジカルも、おろそかにしてはいけません。

食事や飲酒といった生活習慣を見直し、健康に留意することはもちろんのこと、定期的な健康診断や人間ドックを忘れてはいけません。

また、優秀な経営者ほど、体を鍛えたり運動している人が多いのも事実です。

メンタルもフィジカルも、自分次第でなんとでもなるものです。ぜひ鍛えるようしてみてください。

 

 

 

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