すべてのビジネスマン、管理職に読んでほしい。コリン・パウエル『リーダーを目指す人の心得』

すべてのビジネスマン、管理職に読んでほしい。コリン・パウエル『リーダーを目指す人の心得』

偉大なリーダーになるには!?


今回紹介する書籍は、リーダーを目指す人の心得』です。著者は、伝説のリーダーとも言われたコリン・パウエルさんです。貧しい貧民家庭から、米軍トップの軍人になり、のちに政治家として活躍することにもなります。

そんなコリン・パウエルさんが、人生で得た経験からリーダーを目指す人の心得を紹介してくれています。

組織内で昇進するための正攻法から、人の心をつかむルールまで、余すところなく本書に書かれています。

菅官房長官など、各界のキーパーソンが本書を推薦していることでも有名です。

 

 

 

 

 

 目次

 

  1. 小さなことをチェックすべし

  2. 功績は分けあう

  3. 常に問題を探して歩け

  4. 「リーダーとは?」

 

 

 

 

 

小さなことをチェックすべし

 

釘がないので 蹄鉄が打てない
蹄鉄が打てないので 馬が走れない
馬が走れないので 騎士が乗れない
騎士が乗れないので 戦いが出来ない
戦いが出来ないので 国が滅びた
すべては蹄鉄の 釘がなかったせい


これは、有名なマザーグースです。ごく小さな問題が重大事を引き起こす様を歌にしています。


最終的な成否を左右するのは、たくさんの小さなことではないでしょうか?


小さなことでも積み重ねれば大きなことになるし、緊迫する場面では、小さな差が成功するか失敗するかを握っていると言っても過言ではないですよね。


つまり、リーダーは小さなことまで感じられなければいけません。



一般的にリーダーとなると、部下を管理したり、引っ張っていかなければいけないポジションとされています。出世すればするほど、現場との距離が遠くなるかもしれないが、実は何が起きているか、確認する必要がより高まるのです。


部下というものは「小さなこと」ばかりの世界で生きている。リーダーは、公式でも非公式でも、なにがしかの方法でその世界を把握しなければならない。



報告書や一部の言葉だけでなく、現場の本当の姿を知らなければいけないということです。

 

 

 

功績は分けあう


なにかうまくいったとき、その功績は、組織の底辺にいたるまで全体のものにしなければいけない、というのがコリン・パウエルさんの考えです。

大切なのは気持ちを表す行動だ。勲章やストックオプション、昇進、ボーナス、昇給なども悪くない。だが、直接触れなければ部下の心を動かすことはできない。電子メールをばらまくようなやり方ではなく、優しい一言をかける、背中をぽんとたたく、「よくやった」とほめるといったことを一対一でしなければならない。


自分の成功は、自分の下で働いてくれた部下たちの功績だと心から示すことが大切です。


また、物事がうまくいかなかったとき、それはリーダーの責任であって部下の責任ではありません。部下に怒ったり、罰するようなことはしてはいけません。


功績は皆で分けあい、非難はひとりで背負う。そして、おかしくなった理由を探し、そっと直す。「自分の行為の原因を自分以外に求めたとき、それは理由ではなく言い訳になる」


最後の一文は、深刻な問題を抱えた子どもたちの学校を運営している心理療法士の言葉だと言いますが、心に刻むべきではないでしょうか?

まさにリーダーを目指す人の心得といえるでしょう。

 

 

 

常に問題を探して歩け


問題は生きているだけでも色々起きます。問題自体も責任ある立場になればなるほど増えていくものでしょう。

コリン・パウエルさんは、問題解決こそリーダーがするべきことだと考えているそうです。問題がなければ一見平和で良いように見えますが、探せば必ずあるはずです。常に問題を探して歩きましょう。


問題は解決しなければならない。管理ではだめなのだ。隠してもだめ、小さく見せかけてもだめ、 迂回 してもだめ、やわらげてもだめ、他人のせいにしてもだめである。実効のある修正をおこなわなければならない。


問題をごまかすことはできません。リーダーが何もしなければ、組織はたるんでしまいます。

いい部下は、リーダーに気配りされていると思えばいい仕事をするし、リーダーも大事にしてくれる。

 

 

 

「リーダーとは?」

 

「リーダーとは?」――よく聞かれる質問だ。
 私の答えはシンプルだ――「責任を持って受けもつ勇気のある人物。人々が反応し、この人にならばついていこうと思える人物」。


ただ仕事ができるというだけではなく、他人とのつながりや親近感というのも必要な要素なのでしょう。学ぶ成長することで優れたリーダにもなり得るはずです。

 

優れた管理者は、チームの設計能力を100%引きだす。偉大なリーダーはその先をめざす。誰もが不可能だと思った110%、120%、150%を引きだすのだ。偉大なリーダーは部下のやる気を引きだすだけでなく、奮い立たせもする。そのようなリーダーのもとで部下は高ぶり、血が騒ぐのだ。



優れた管理者は、優れたリーダでもあるでしょう。しかし、それでも偉大なリーダーではありません。部下のやる気を高め、成長させ、最大限のパフォーマンスを発揮させることこそ、リーダーがするべきことではないでしょうか?

 

 

 

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