鬱の友達と心を通わせる方法。よくある勘違いとともに紹介します。【TED】

鬱の友達と心を通わせる方法。よくある勘違いとともに紹介します。【TED】

鬱の人と話す時に「したらいいこと」「しないほうがいいこと」


どうしたら親しみをもって鬱の友達と付き合えるかイマイチわからない? コメディアンであり、語り手でもあるビル・バーナットからのアドバイスを紹介します。鬱の人と話す時に「したらいいこと」「しないほうがいいこと」が何かが学べると思います。

最近精神病について、マスメディアなどで多く取り上げられるようになりました。しかし、まだまだ理解に乏しいように感じます。なかなか実際に鬱を経験してみないとわからないこともあるのでしょう。

この記事を最後まで読めば、次会話する時は、思いやりと、そしてちょっぴりユーモアも交えて対応できるようになるはずです。

この記事は、ビル・バーナットさんのTED動画「鬱の友達と心を通わせるには」の内容を感想・まとめたものです。




 

 

目次

 

  1. 鬱病は珍しいことではない

  2. 鬱の人を避けてしまう「かもしれない」理由

  3. 鬱の人自身に選択権を与えること

 

 

 

 

 

 

鬱病は珍しいことではない


最近何かと、精神病についてに記事が増え、TVなどでも取り上げられるようになってきましたね。ただ、現代病というわけではなく、認知が少なかっただけではないでしょうか。

世界保健機関によると、鬱は世界中で体調不良や身体障害を引き起こす主な原因となっていて、3億5千万人が患っています。アメリカ国立精神衛生研究所の報告では1年間にアメリカ人口の7%が鬱状態を経験しています。


もはや、うつ病は何も珍しくないのです。うつ病を批判する人ほど、詳しく知らない人のはずです。きっと自身で経験しないと実情はわからないのかもしれません。ですが、障害者と同じように差別のような扱いを受けることは甚だおかしいはずです。

ビル・バーナットさんも、大抵の人は、鬱の人と話したがらないと言います。関わらないように避ける人もいるかもしれません。風邪やインフルエンザなどの感染はありません。なのにどうしてでしょうか?

その理由を見ていきましょう。




鬱の人を避けてしまう「かもしれない」理由


鬱の人を避けてしまう「かもしれない」理由として考えられることを挙げていきます。


鬱状態の人と関わったら最後、その人の心の健やかさに対する責任がとたんに のしかかるんではないかと恐れているのかもしれません。

確かに最悪の場合、自殺してしまうかもしれません。しかし、鬱の人からすれば、いつもどおり、これまででと同様に接して欲しいと願っているはずです。これは僕もうつ病を経験しているのでわかります。その中でも、あなたにうつ病であることを打ち明けているのであれば、かなり信用されているのかと思います。


かける言葉が見つからないことを不安に思っているかもしれません。「何を言うか」はそんなに重要ではないと言います。怖がる必要だってないかと思います。同じ人間で、対等な関係性ではないですか?


もしかして、鬱は伝染するかもしれないと思い、不安なのかもしれません。ウイルス的なもので感染することは絶対にありえません。

ただし、条件付きですが、伝染することは可能性として有り得てしまいます。とくに家族や大切なパートナーなどが、鬱になってしまい、長く面倒をみることに疲れてしまって自分もいつになってしまうケースがあるようです。メンタルが安定しないことはよくあることで、決して自分のせいにしないでくださいね。面倒をみる人こそ、強いメンタルを持って導いてあげてください。


様々な大学の研究結果が示していますが、優秀な生徒ほど躁鬱の症状を抱えやすいのです。鬱の人の脳は壊れているのでも傷害があるわけでもなく、他の人とは違う働きをするだけです。 




鬱の人自身に選択権を与えること


鬱の人には避けた方が良いことが、「そんなこと忘れて元気になれ」と言う考えだそうです。当たり前ですが、そんなことできれば、苦労しないのです。

次の言葉を読めば、もうそんな発言はできないはずです。

僕らは鬱を体で感じています。僕らにとっては身体的な苦痛なのです。医学的には、骨折した人や癌の人に「そんなこと忘れて元気になれ」と言っているのと同じことです。 


すごくわかりやすい例えですよね。きっと当事者にしか理解できないことかもしれません。しかし、それならそれで、インターネットで調べるなりして、勉強しましょう。頭ごなしに批判することは大人のすることではありません。


さらに、何としても鬱を治そうとしないでくださいと言います。ありがたいことなんですが、鬱の人からすれば、それがプレッシャーになってしまいます。そっとしてくれた方が一番いいですね。

上から目線で、偉そうにすることも避けてください。悪く言わず、味方であることを主張してください。


大切なのは、鬱の人自身に選択権を与えることだと言います。

ビル・バーナットの例を紹介します。

ちょっと前のことですが、僕が鬱になった時、友達から連絡が来てこう言われました「どうしているか知りたいんだけど毎日電話してもいい?毎日メールして週の終わりには電話をするとか?どうするのがいいかな?」僕の許可を得ようとしてくれたので彼女を信頼することができ、今でも僕の親友です。 


このように了解を得ると言うことも必要かと思います。

僕の最後のアドバイスは、鬱ではない普通の部分で関わってほしいということです 。

 

 

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