ブレインストーミングから最大のアイデアを引き出すため
クリエイティブなアイデアマンになれば、どれほど楽しい毎日を過ごせるでしょうか?毎日がワクワクして楽しいのじゃないか?そんな風に想像してしまいます。
創造的なプロセスというのは、ご存知のとおり最初のアイデアから、最終的な製品になるまでの長い道のりですよね。
創造的プロセスの枠組みとは、ブレインストーミングです。つまり最初の部分だけなのです。
新しいアイデアを考え出そうと頑張って行き詰まった経験は、みんなあるものです。しかし行動や学習を科学的に研究しているマリリー・オペッゾさんによると、立ち上がって散歩に出かけるだけで、あなたの創造性の流れが活発になるかもしれない、と言います。
この記事は、TED動画マリリー・オペッゾ「もっと創造的になりたいなら散歩に出よう」の内容を感想・まとめたものです。
それでは、散歩の効果を実感しましょう。
目次
創造性の定義とは
創造性の定義とは、「適切な新奇性」だと言います。ぶっ飛んだアイデアでも、あまりに現実的では、意味がありません。
また、「新奇」の方で必要なのは 誰もまだそれを挙げていないことだと言います。
新しいオリジナルなアイデアであり、また実現可能なものであるかということでしょう。
このように、創造性、クリエイティビティを発揮して新しいアイデアを見つけるのは容易なことではありません。
これから、そんなアイデアを見つける方法を解説していきましょう。
新奇性を発揮するアイデアを見つけるには
新しいアイデアを思いつく方法は、タイトルにもあるように「散歩すること」が非常に効果があります。
創造性を発揮するテストを2つのグループに分けて受けてもらいました。1つのグループは座ったまま、もうひとつはルームランナーで歩いてもらいました。また、平等を保つためにお互いの姿勢でテストを2回受けてもらっています。
すると結果は、ルームランナーで歩いていたグループはアイデア数がほぼ2倍だったのです。
つまり、歩くことで 創造性が 加速したんです。ここが面白いですよね。 ルームランナーで歩いていた人たちは、歩いていた残留効果を依然として示しています。その後もまだ創造的だったのです。
歩くという行為が、とても効果的なのがわかると思います。個人的には、座って何かをするというのが良くないのでないかと考えています。ですので、基本的にスタンディングデスクを使用しています。
学生時代もよく授業中に居眠りして怒られませんでしたか?これも座って授業を受けているからだと思うんですよね。稀に立ったまま寝る人もいるかもしれませんが、個体数ははるかに減少するはずです。
散歩であってもランニングであっても、サイクリングであっても、息抜きでやっていては創造性を発揮することはできません。しかし、意識を持ってやればクリエイティビティが発揮される可能性が高まるのだそうです。
最高の効果を生み出すブレインストーミングのコツ
最高の効果を生み出すためには、5つのコツがあると言います。
「シャワー効果」ではない 走ってもいいかもしれない 最初のアイデアに囚われないこと 口に出すこと いつまでも やらないこと
ブレインストーミングで考え出そうと意識しながら歩かなければ効果はありません。したがって偶然頭から降りてくる現象とは違います。
紙に書き出すよりも、口に出したり、録音する方が効果的だと言います。最近は音声入力という便利な機能のあります。紙に書いたり、電子に入力したりするメモ帳から、音声を録音するメモが今後主流になるかもしれません。
最後にアイデアが、散歩してのアイデアがいつでも浮かばなかったら、やめましょう。諦めも肝心ですよ。
あなたの考えに綱をつけて それを握って お散歩に連れて行ったらどう?