子どもとテクノロジーに関する3つの不安ー本当に悪なのか?【TED】

子どもとテクノロジーに関する3つの不安ー本当に悪なのか?【TED】

デジタルデバイスは「悪」なのか!?



我々大人にとって、スマホというデバイスはなくてはならない必需品です。

しかし、子供達にとってはどうでしょうか?


親の世代である20年以上前には、存在しなかったものです。子供の成長に悪影響を及ぼすかもしれないという、不安ももちろんありますよね。


子供のメディア専門家であるサラ・デウィットさんは、デジタルデバイスは子どもたちにとって、「悪」ではないと言います。

いったいどうしてなのか、親が抱く3つの共通の不安とともに解説していきましょう。

この記事はTED動画サラ・デウィット「スクリーンと向き合う子供達に対する不安ー何故それが真実ではないのか」を感想・まとめたものになります。




 

目次

 

  1. 「画面は受動的なものだ」

  2. 「テレビの画面上でゲームするのは単なる時間の無駄だ」

  3. 「画面は私から子供を引き離してしまう」

 








「画面は受動的なものだ」


「画面は受動的な者で、体を動かすことがなくなる」と思っていませんか?
そんなことばかりしていては、運動不足になり、体が成長しないのでないか?そんなふうに思っていませんか?

実は、そんなこともないのです。まぁ無理もないですね。当時、子どもだった頃は、スクリーンを気にする以前に、存在しなかったのです。公園などで遊ぶことが当たり前でしたよね。


実はこんなことがわかっています。

デバイスに搭載しているカメラを使って、動物の真似をするという、ごく自然的な遊びのパターンを捉えることに成功しました。


これで、ゲーム感覚で十分に学びを得られることが分かりました。

そして何よりも、印象的だったのが、現実の世界でも、ゲームで得られた学びを確認することです。


 デジタル技術は子供達が現実の世界に応用できる、具体的な学びの体験を促したのです。

ここで分かったのは、現実世界と、デジタルデバイスの融合すること。ここに大きな可能性を感じました。これから私たちが生きていく上で、どちらも欠かせません。それは大人だけでなく、子どもたちも同じはずです。





「テレビの画面上でゲームするのは
単なる時間の無駄だ」


「ゲームばかりしないで、勉強しなさい。」
こんなことを親から言われたことはありませんか?


昔は、「ゲーム=悪」という考えが当たり前でした。

ですが、今はどうでしょう?プロゲーマーという職業が生まれ、「e-Sports」という大きな産業も賑わっています。賞金だって、1億以上あります。

もう立派な職業です。オリンピック種目になる可能性もあるくらいですし、アスリートといっても過言ではないはずです。


ここで一つの仮説が生まれました。では、ゲームしながら学習できればどうだろう。うまくいけば楽しく学べるのではないだろうか?

ここでは、人気アニメ『おさるのジョージ』を使って、算数のゲームを開発しました。

すると、このゲームを利用する子供たちは、皆算数の成績がトップクラスであったことがわかりました。


このことから、サラ・デウィットさんはこう発言しました。


ゲームが 教室でテストをする時間を 削減出来るならどうでしょう?
ゲームで 生徒のテストへの 不安を拭えればどうでしょう?
教師が 個別学習にもっと 力を注ぐ手助けとなる為に どうやって ゲームが教師に 洞察を与えられるでしょうか?



例えば、勉強についていけず、落ちこぼれだった子も、こういった学習をすることで、学びを得られるかもしれませんよね。

教師の負担も減りますし、ただその流れが加速すると、そもそも学校がいるのか、という問題にもなりますね。

このように教育のあり方もどんどん変化していくでしょう。日本でも2020年に大きく教育が変わることが決定されています。教科書がなくなり、タブレットを使うことが当たり前になるかもしれない。黒板だってなくなるかもしれない。

でもこれらは、決して悪いことばかりではないはずです。時代に合わせて最適な方法に変化しているのでしょう。昔の考えを押し付けるのはやめましょうね。






「画面は私から子供を引き離してしまう」


子どもたちは、親とゲームをすること、親と会話をすることが大好きなのだと言います。


テキサス工科大学が発表した研究によると、メディアについて親と話す子どもは、共感の育成を促進させられる効果があるそうです。


このことからも未就学児を持つ親は、お子さんとよくお話ししましょう。

そうすれば、決してスクリーンに引き離されることはないでしょう。また、共感力をつけたいのであれば、物語を読むことが良いと言われています。

お子さんに合わせて、絵本や小説をプレゼントしてみてはいかがでしょう。

 





最後に


サラ・デウィットさんも、全てのデジタルメディアが子供達に有益だとは、思っていないようです。何事もバランスが必要でしょう。


スクリーンは 子供達の生活の一部です。

もし私達が そうでないふりをしたり 不安で押し潰されそうになったら 子供達は それを使う理由や方法を 決して学ぶことはないでしょう。
私達がこのメディアに もっと期待をかけてみては どうでしょうか?
子供達と定期的に メディアの内容について 話し合ってみては どうでしょうか?
子供達の生活の中で このテクノロジーが与える良い影響を 私達が探し始めては どうでしょうか?

その時 このツールの可能性は 現実となり得るのです。



この文章の内容がほぼ全てを語っています。

大人の必需品であるデバイスツールが、子どもには全く関係ないなんてことはありません。時代はどんどん変わってきています。

従来のやり方では、対処できなくなるかもしれません。


子どもの可能性を信じるように、メディアの可能性も信じてみてはどうでしょう。



 

 

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