日常生活を変えたい!『ダントツになりたいなら「たったひとつの確実な技術」を教えよう』

日常生活を変えたい!『ダントツになりたいなら「たったひとつの確実な技術」を教えよう』

日常生活を変える技術・考え方とは!?


今回紹介する書籍は、ダントツになりたいなら、「たったひとつの確実な技術」を教えよう』です。著者はエリック・ベルトランド・ラーセンさんで、翻訳は山口真由さんです。

著者のエリックさんは、オリンピックの金メダリストや、ノルウェーでトップクラスの経営者らを顧客に持つメンタルトレーナーでもあります。まさに「ダントツの人」を育てるスペシャリストです。

超一流のメンタルレッスンが本を読むだけで受けられます。ぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

目次

 

  1. 「自分が思っているよりも、はるかに上にいける」

  2. 自分の「現在位置」を確認しよう

  3. 今すぐ成功に備えよう

  4. 心のつぶやきが人生を決める

 

 

 

 

 

「自分が思っているよりも、はるかに上にいける」


ノルウェー陸軍空挺学校時代、教官に言われたそうです。10点満点の数字の中で、君たちが思う限界には4だ。さらに君たちのママは、2が息子の限界だと思っていると。我々教官たちは7までいけると知っていると言いました。

「しかし、本当のことを言おう。きみたちは、もっと上まで行ける」  教官の指先が「 10」で止まった。 「きみは、 自分が思っているよりも、はるかに上に行けるのだ!」



エリックさんは、ここでも実習の経験から、自分にはできないと思っていたことができたことを実感し、その気づきが自分の中で重要な意味を持つことを知ることができたようです。

「自分が思っているよりも、はるかに上に行ける」


この言葉を信じ、胸に刻み、繰り返し使ってみましょう。


本書のタイトルでもある、「ダントツの人」とそうでない人とは、一体何が違うのでしょうか?エリックさんがわかったことは、驚くほどわずかな違いが大きな差を生むということです。

ひと言でいうと、日常の小さな「正しい決断」を下すのが上手なのだ。


需要なのは才能でなく「何を選択するか」だと言います。小さな選択は、一日では何の変化も起こさなくても、何ヶ月、何年と積み重ねていくと、とてつもなく大きな結果と表れるかもしれません。

もともとある能力は関係ありません。ですからあらゆる人にチャンスがあります。問題はコツコツ努力を継続するかどうかです。

より良い行動を習慣化するためには、コンフォートゾーン(楽に過ごせる空間)から抜け出す必要があります。

ひとつ大切なのは、自分に「正しく質問する」習慣をつけることだ。

 

 

 

自分の「現在位置」を確認しよう

 

最初にすべきなのは、己を知り、自分の価値観と欲求を知ること。


何から始めていいかわからないと思います。まずはじめにすべきことは、「人生を俯瞰で見る」ことだと言います。自分と自分に人生の全体像を、客観的にしっかりと見つめてみましょう。これまでやったことがない人がほとんどだと思います。

もしかしたら、本当は行きたくない方向に走るトラックに乗ってはいませんか?そこから降りるのはたやすくないかもしれない。でもできないことはないはずです。

いつか自分は死ぬんです。

「20年後には、したことよりもしなかったことの落胆のほうが大きい。安全な都につないだ縄をほどいて、船を出せ。貿易風を帆にとらえろ。冒険し、夢をいだき、発見するのだ」
                                                                                     マーク・トウェイン(作家)


幸福学の研究によると、中年はもっとも幸福を感じにくい世代なんだとか。40歳になって、人生で初めて、肩にのしかかった責任の重さに気づくようです。

この現象を「中年の危機」とでも言っておきましょう。

私は、クライアントに「惰性を嫌悪する感情」を持ってもらう。「習慣を変えさせるためには、まずクライアントの感情を引き出せ」が、私の持論であり、本書の根幹にある指針のひとつだ。


感情を引き出す方法として、人生を俯瞰で見てみましょう。時間は有限ですよ。

すべてのことに終わりがある。一日、一週間、一か月、一年、すべていつか終わる。キャリアにも終わりがあるし、愛もいつか絶えるかもしれない。そして間違いなく、命には限りがある。


エリックさんは、そう意識することでやる気につなげていたようです。

困難に直面すると、たいていの人がネガティブな気持ちになりますよね。しかしそうではなくて、人生を俯瞰で見て、いつか終わるという意識を持つようにしましょう。


また、誰かと比べることはやめて、自分の基準と比べるようにしてみると楽になるでしょう。

常に「ベストの自分になる」ことを目標にすれば、「あの快感」を体験できる回数がぐんと増えるだろう。


人生を俯瞰で見るきっかけは、人それぞれで色々あるでしょう。重要なのは、目的を理解して、使い方を知ることだと言います。そして何よりも、日常的に繰り返し習慣化しましょう。


この章の最後に、エリックさんの素敵な表現を紹介して終わります。

人生を俯瞰で見ることを徹底すれば、「人生は自分に与えられたプレゼントであり、受け取れるのは一度きり」 と悟るだろう。

 

 

 

今すぐ成功に備えよう


不安は、人間が持つ自然な感情です。その恐れや不安さえもやる気の原動力に変える人もいるのです。

不安はコントロールがきく感情であり、前進を続けたりパフォーマンスを向上させたりするために利用できる。


人間には昔、生存本能が必要不可欠だったはずです。恐怖を察知し逃げるといいうのは、生き延びる地下であったからです。ところが今は平和で安全な社会の中にいます。そこまで恐れる必要はないかもしれません。

私たちが感じる不安には、多くの場合、根拠がないようです。実態だってないですよね。


エリックさんが行う意識のトレーニングは、20%が最悪のシナリオへの備えであり、80%は成功に備えるものだと言います。準備の大部分は、良い結果を出すための備えです。

さらに、アドバイスもいただいています。

私が、大きな選手権を控えたスポーツ選手や重要な交渉前のビジネスマンに必ず伝えるアドバイスは、「成功に向けての明確で正確な思考回路を確立してください」だ。


自分を会社に見立てるのも、効果的なようです。目標が具現化するなど、より詳しく簡単にステップを踏むことができるようになりますよ。

いくら素晴らしい、大きな「夢」を持っていても、その夢がどうすれば実現するかを分析し、段階を踏むことがなければ、到達することはできないでしょう。

だからどんな夢に向かうにせよ、目標は具体的かつ簡潔であるべきだ。さらに言うと、「かっこよく」あるべきだ。想像するだけで、喜びに身震いするような。



また、目標はあなたの感情に触れて初めて効果を発揮すると言います。

目標が具体的であればあるほど、そこへ向かう計画も立てやすくなります。死して目標だって達成しやすくなるでしょう。



 

心のつぶやきが人生を決める

 

「不可能は、自らの力で道を切り開くことを拒否した臆病者の言葉だ。不可能は事実ではない。先入観だ。不可能は誰かが決めることではない。可能性だ。不可能は一時的なものだ。不可能は、ありえない」

                           モハメド・アリ



私たち人間は、常に何かを考えているようです。無意識のうちに、私たちの思考は、単語、アイデア、文章として、果てしなく流れ続けているのだとか。複数の研究によると、平均的な人間の頭の中には、一日に一万語以上の語句・文章がめぐっているそうです。

有名な名作に『思考は現実化する』という本がありますよね。このように思考はコントロールできるのです。

心につぶやきも大きく3つのカテゴリーに分けられるようです。

  • あなたが使う単語
  • あなたから自分自身への問いかけ
  • あなたが日常生活で自分に語りかける「パワーハラスメント」


一つ目の心のつぶやき、あなたが使う単語は感情に影響を与えるのです。その感情は行動に影響し、良い選択・悪い選択につながってしまうのだとか。

言葉が即座に影響を与えることを知っていますか?これに気づいていない人が多いかと思われます。ネガティブな言葉はたちまちネガティブな気持ちを生んでしまいます。


二番目の心のつぶやきは、「日常への問いかけ」です。スキルの高い人はしょっちゅう自分に質問するのだとか。ここでも質問もネガティブな質問は避けてポジティブなことをつぶやきましょう。

行動は一三回くり返せば習慣になる。このことは、数々のデータにより証明されている。習慣化すれば、行動が自然な動作の一部に格上げされ、特別に意識しなくてもできるようになるのだ。


「今日これから何をしようか?」と朝一番に問いかけてみましょう。


心のつぶやきの三番目は、日常生活の中で使う「パワーステートメント」です。

パワーステートメントとは、あなたの人格を言いあらわすコンセプトや単語、表現のことだ。 「自分は~な人だ」のように、パワーステートメントを使う人は多い。しかし、驚いたことに、そのほとんどが短所を言い表す表現なのだ。


「私はいつも遅刻する」
「私は朝が弱い」
「いつもギリギリまでやらない」

とか、このようなことを自分に表していませんか?ネガティブな表現はやめて次のようなポジティブなものにしましょう。

「私は強い人間だ」
「私は創造性が豊かだ」
「私には決断力がある」

などなど、色々ありますね。エリックさんも「今の私は一番底だ!」というパワーステートメントを使って人の鼓舞してきたようです。現在は、「私は強い男だ!私のはもっとできる!」とヘトヘトに疲れてソファに倒れ込みたいときに言っているそうです。

こんなシンプルなことでも効果は絶大なようです。ぜひ試してみてください。

 

 

 

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