先延ばし癖を克服する6つの方法とは!?
何かと先延ばしにしがちですよね。なんと先延ばしの原因は怠慢ではないというのです。
では何が原因なのか?
①モチベーションが十分でない
②未来の理想より現在の願望のほうが強力であることを十分に認識しないまま、目標達成やタスクの洗い出しを行っている
この2つが原因だと言います。
目次
- タイムトラベル
- いい思い・嫌な思い
- 説明責任を果たす相手を作る
- アメとムチ
- なりきる
- 妥協
【先延ばし克服法①】タイムトラベル
タイムトラベルはとても重要なようです。我々人間は、心理学で言うところの「時間不整合性」のある生き物なんだとか。これが先延ばしの背後にあるそうです。
時間不整合性を克服するには、未来の自分と戦わなくてはならないと言います。
【先延ばし克服法②】いい思い・嫌な思い
自分の抱いている夢から、十分なモチベーションを得られているだろうか?モチベーションとは、つまるところ、「いい思いをしたい」「嫌な思いをしたくない」と言う気持ちのことではないだろうか。
そこでつい、先延ばしにしてしまうタスクをやる意味について次のことを意識して考えてみよう。
「これをやったら、どんないい思いをするだろうか?」
「これをやらなかったら、どんな嫌な思いをするだろうか?」
こんな自答自問をするのはやりすぎだと思う人もいるかもしれません。しかし、先延ばしを克服する方法だと信じてみてはいかがでしょう。
【先延ばし克服法③】説明責任を果たす相手を作る
スポーツ心理学者の話によると、人が運動習慣を維持できるかどうか予測する上で、一番のポイントとなるのは、ともに運動をするパートナーの有無だと言います。
一人黙々とやるのもいいが、誰かと一緒に始めた方が効果があるようです。
この方が効果的なのは、なぜでしょうか?
それは、先延ばしをしても自分との約束を破ったにすぎないが、人との約束を破ったとなれば、はるかに嫌な気分になるからだ。
【先延ばし克服法④】アメとムチ
何かを成し遂げたときに、ご褒美として自分に「アメ」を与える人は多いようです。これもいい考えではありますが、「ニンジンをぶら下げる」だけでなく、ムチを使うことも忘れないようにしましょう。
どうやら、人間の心理は、利益を望むよりも損失を恐れるようにできていると言います。したがって、目標が達成できなかった時に罰則を科してもいいと言うことです。
【先延ばし克服法⑤】なりきる
よくなりきってしまえば良いと言いますが、この克服方法は少々ハードルが高いものです。それもそのはず、個人のアイデンティティーに関わることだからです。人は皆、変わりたいとは思っていても、なかなかセルフイメージを帰れないのです。
思い切って、理想的な自分になったつもりで、自分に語りかけてみましょう。声に出しても出さなくても、頭の中だって構わないようですよ。そうすることによって、自らの価値観がしっかりと心に刻まれると言います。
ただ、なりたい自分になりきるだけでいい。そうすれば、たとえ先延ばしにしがちな課題であろうと、やらなければ気持ちが悪いし、違和感を覚えるはずだ。
【先延ばし克服法⑥】妥協
始めることはできても、やり遂げることが難しくて、ついつい先延ばしにしてしまいますよね。そんな人に効果的な妥協策があるようです。
とりあえず一通り終えてしまいましょう。後から修正や付け加えることもできるのではないでしょうか?堀江さんも『多動力』で言っていましたが、「完璧」ではなく、「完了」することを意識すると良いです。100点満点なんて、なかなか取れないものです。徐々に完成度を高めていきましょう。
先延ばし癖を克服したければ、未来の自分に打ち克つ方法を見つけること。未来の自分は、正しい行動を取ると信用できる相手ではない。